片方の無線NICでは、Windows-PCを正規のアクセスポイントとWifi接続をして、
もう片方の無線NICでは、Windows-PCが正規のアクセスポイントとWifi接続している状況をホスティングする、
と文字で表現すると分かりにくいけど、つまりそういうことをやってみたくて、やってみた。
登場機器
①ドングル無線NIC(USBのやつ)をつけた標準無線NIC搭載ノートPC
②インターネットに抜けることが可能な正規のアクセスポイント
設定
1.ドングル無線NIC側で、正規のアクセスポイントから
発信されているWifiに接続する。
2.コマンドプロンプトで下記コマンドを実行。
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netsh wlan set hostednetwork mode=allow
netsh wlan set hostednetwork ssid=hoge
netsh wlan set hostednetwork key=password keyusage=persistent
netsh wlan start hostednetwork
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※特にタッチする必要はないが、デバイス名の項目に
windows7環境では「MicrosoftVirtualWifiMiniportAdapter」
windows10環境では「MicrosoftHostedNetworkVirtualAdapter」
と表記されるアダプタが出現する。
3.ネットワークと共有センタ→アダプター設定の変更
→ドングル無線NICに該当するアダプタを右クリック→プロパティ。
4.「共有」タブをクリック。
5.「このネットワークをほかのユーザに~」にチェックを入れる。
6.「OK」をクリック。
7.スマホで無線検索をするとSSID:hogeが認識されるので、
PW:passwordでアソシエーションすると、インターネットに接続可能になる。
以上。
ポイントは最初に正規のアクセスポイントに接続するのは拡張無線NICだという点かな。逆のパターンで試したらダメだった。コマンドによって生成される仮想的なWifiアダプタが実は標準無線NICにマッピングされているのかな、と思案。