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keima's caprice diary

気付いたことをメモのように綴ります。なるべく義務っぽくならないように気まぐれに記録します。

ホッブズの社会契約論

自然権: 自己保存、自由。

②自然状態: 万人の万人に対する戦争状態。

③社会契約: 自然権を全面的に譲渡。

④主権: 絶対、不可分、不可侵。

ピューリタン革命期のイギリスの哲学者、T.ホッブズは『リヴァイアサン』(1651)において、社会契約論を展開した。

国家の基礎を人々の契約という民主的手続きに置きながらら、結果として絶対君主を擁護することになっている点が特徴。

自然権: 人間は自己保存(生きること)の為に、自分の力を自由に使う権利を持って生まれてくる。

②自然状態: 自然権を持った人々は、何もルールのない自然状態の社会では、自己保存する為に何でもするであろう。従って社会は戦争状態になる。

③社会契約: しかし、戦争状態では自己保存ができなくなるので、人々は自然に秩序の回復に向かう(自然法秩序)。

人々は相互に契約を結んで主権者と国家を設定し、そこに自己の自然権を全面的に譲渡することで、戦争状態からの解放を図ることになる。戦争を止めるには、自己の力を捨て、皆で、より強い力に従うしかないのである。

④主権: こうして、国家主権は絶対、不可分、不可侵なめのになる。

※社会契約論→国家は自由で平等な個人相互の契約に基づいて成立するとする市民革命期の政治思想。

→社会契約論は、近代的な個人を前提に国家の設立を合理的に説明した点で、伝統的、神話的な国家観を打ち砕いた。また、人々の同意に基づいて国家が成立するという視点は、近代の民主主義の思想の確立に大きな影響を与えた。